医学部合格を目指す道において、多くの受験生が「偏差値」という物差しだけで自分の可能性を測ってしまいます。しかし私は、自分自身のこれまでの歩みをどう価値に変えるかという「戦略」を武器に、東京医科大学の学校型公募制推薦入試に挑みました。
結果は合格。そして、所属していた塾での得点開示では、面接と小論文において「男子最高評価」という結果をいただくことができました。
出願資格ギリギリの評定4.0から、どのようにして医学部推薦の厚い壁を乗り越えたのか。その戦略をここに記します。
1. 評定4.0からの挑戦——「点」を繋ぎ、自分だけの強みを形にする
当時の私の評定は、出願資格の最低ラインである「4.0」。周囲には評定4.8や5.0といった、定期テストで隙のない成績を収めてきた猛者たちが溢れていました。その中で、平均的な評定しか持たない私が勝つためには、「他の受験生には決して真似できない、圧倒的な差別化」が必要でした。
私は、自分のこれまでの経験を棚卸しすることから始めました。
- 中学時代に情熱を注いだサッカー部での経験
- 柔道で全国大会の畳に立った時の、あの張り詰めた緊張感と精神力
- 高校時代の海外派遣プログラムで肌で感じた、異文化と多様な価値観
- ビジネスアイデアコンテストへの挑戦で学んだ、論理的思考と課題解決の難しさ
一見、医学とは無関係に見えるこれらの「点(ドット)」を、「なぜ医師という職業に繋がるのか」という一本の線へと繋ぎ合わせる。志望理由書を作成するプロセスは、単なる作文ではなく、自分の人生を医学の文脈で再定義する「言語化」の戦いでした。
2. 小論文攻略——日本語と英語、二つの思考の壁
東京医科大学の推薦入試において、大きな山場となるのが小論文です。当時の試験は、日本語による小論文に加え、英文要約を含む小論文という非常に専門性の高いものでした。
医療知識があるのは当たり前。その上で求められたのは、「大学側が欲しいと思う人材はどのような人間か」という視点に立った解答です。
- 出題者の意図を正確に汲み取る読解力
- 複雑な英文を、要点を外さずに再構成する要約力
- 自分の意見を、論理的かつ説得力を持って展開する構成力
私は、闇雲に過去問を解くのではなく、「評価されるための型」を徹底的に研究しました。この徹底した準備こそが、得点開示での「男子最高評価」という結果に直結したのだと感じています。
3. 面接男子最高評価を導いた「対話の技術」と「アウトプットの習慣」
面接室の扉を開けた瞬間から、試験は始まっています。私が最も意識したのは、用意した回答を読み上げることではなく、「医師という立場にふさわしい立ち振る舞い」と「質問に対する回答の精度」です。
面接官の質問に対しては、まずはっきりとした言葉で簡潔に答えること。その上で、肉付けができそうな場合は、自分の長所や得意な部分に話を繋げること。この対話術は、一朝一夕に身につくものではありません。私は面接に向けた練習の中で、自分の考えを言葉にし、他者に伝えるという「アウトプット」を繰り返すことで、この技術を自分のものにしていきました。
- 自己決定の重み:自分のこれまでの決断に責任を持ち、どう行動してきたか。
- 強みの客観視:他の受験生と比較して、自分のどの経験が医師としてのポテンシャルに繋がっているのか。
- 信頼感の醸成:誠実な受け答え、清潔感のある身だしなみ、そして相手の意図を汲み取った的確なレスポンス。
「なぜ君でなければならないのか?」という問いに対し、自分の人生のストーリーを持って答える。この準備の質こそが、面接官の信頼を勝ち取る鍵となりました。
4. 戦略があれば、可能性はどこまでも広がる
私の医学部合格は、決して余裕のあるスタートではありませんでした。むしろ、評定4.0という「崖っぷち」からの挑戦でした。
しかし、
- 自分の経験を「評価される価値」へ変換する言語化
- 大学側のニーズを捉え、自分を最適化する戦略
- そして、日々のアウトプットによる準備
これらを一つずつ丁寧に積み上げたことで、合格への道筋が鮮明に見えてきました。
医学部受験は過酷ですが、正しい戦略と準備があれば、逆転は可能です。私達のメソッドは、実際に合格を掴み取った「戦略」と、孤独な戦いを支える「伴走」を、あなたの力に変えるためにあります。
一歩踏み出すその決意を、私達は全力でサポートいたします。共に夢の実現に向けて歩んでいきましょう。
まとめ
この記事のポイントをおさらいします。
- 評定4.0(出願資格ギリギリ)から東京医科大学・公募推薦に合格
- 面接・小論文で「男子最高評価」を獲得
- 経験の「点」を「なぜ医師か」という線に繋げる言語化が鍵
- 小論文は「評価されるための型」を徹底研究
- 面接は「対話の技術」と「アウトプットの習慣」で磨く
- 正しい戦略と準備があれば、逆転は可能
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